第1話 「燃える」...................................................................................赤い糸
福山雅治(湯川)は、帝都大学理工学部物理学科の准教授。
容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能で圧倒的な人気だが、学問以外のことにほとんど興味を示さない変人だ。
事件は、前夜、閑静な住宅街で、たむろして騒いでいた若者のひとりが、突然、頭が発火して死亡したのだ。
変人の
福山雅治(湯川)は人体が突然発火するという現象に強い興味を抱く。
福山雅治(湯川)と柴咲コウ(薫)は事件現場を訪れた。
何かを得たような福山雅治(湯川)のようすを見た柴咲コウ(薫)は、尋ねた。
すると湯川は、突然笑い出し答えた、「さっぱりわからない」
柴咲コウ(薫)は、そんな福山雅治(湯川)の態度にキレ、女の武器を使う。
「子どものころ、…された」と涙ながらに。
女の武器で攻撃された福山雅治(湯川)は、柴咲コウ(薫)を山奥のある場所に案内する。
そこで
柴咲コウ(薫)は、「こんな遠回しなやり方で…気の弱い人間なのね。」
事件現場を訪れた福山雅治(湯川)は、少女・真奈(北村燦來)に出会う。
真奈は、事件があった日、真っ直ぐに浮かぶ赤い糸を見たと。
子ども嫌いの福山雅治(湯川)は、幼い少女の赤い糸の刺激で何かがひらめく。
福山雅治(湯川)は続けていた。すでに42回も。
さらに福山雅治(湯川)は繰り返した。
「43回目で…。」という福山雅治(湯川)に、柴咲コウ(薫)は衝撃を受けていた。
