第4話 「壊死る」...............................................「ぼくなら、あざは残さない」
プールで若い女性の水死体が発見された。
検死の結果、死因は心臓麻痺によるものと思われた。
だが、何故か胸の皮膚の一部だけが壊死して「くさって」いた。
福山雅治(湯川)は「それは帝都大学理工学部物理学科の准教授の範疇じゃない」と、
柴咲コウ(薫)を追い返してしまう。
ある日、生意気そうな一人の学生に呼び止められる。
その学生の名前は、美しき天才 香取慎吾(田上昇一)。
頭脳明晰、スポーツ万能、すらりとした長身に抜群のファッションセンス、まさに非の打ちどころなしの変人の福山雅治(湯川)は、
名刺を手渡すと、いつでも連絡してくれ、と言って彼を誘った。
するとそこに、柴咲コウ(薫)が現れ、再度福山雅治(湯川)に相談を持ちかけて誘ったが、全く取り合ってもらえない。
香取慎吾(田上昇一)は、白衣姿で研究室を訪ねた柴咲コウ(薫)に、
シリコンウエハーという半導体の材料を自分で削って作ったブローチをプレゼントして気を惹いた。
あくる日
香取慎吾(田上昇一)の元を訪ねた柴咲コウ(薫)は、他殺の可能性があると彼に伝えた。
そこで初めて福山雅治(湯川)と関係していることを知った香取慎吾(田上昇一)は、一瞬表情を変えるが、
柴咲コウ(薫)に高級ホテルの宿泊券をプレゼントした。
柴咲コウ(薫)は、もらった宿泊券を使って、ホテルのレストランで食事を楽しんでいた。
そこに香取慎吾(田上昇一)がやってきてた。
グラスに薬を入れ、柴咲コウ(薫)を立ち上がれないほど酔わせて、部屋へ運んだ。
柴咲コウ(薫)は、湯船につかり、そのまま眠ってしまった。
すると、バスルームに男たちが侵入してきた。
しかし
柴咲コウ(薫)は、すっ裸で眠ったまま全く気がつかない。
男たちは、柴咲コウ(薫)の裸体に飛び込んで押さえた。
…
