第5話 「絞殺る」...............................................「不思議とよくいわれる」
ゼミの学生・紗江子は、帝都大学理工学部物理学科の准教授の福山雅治(湯川)に言寄って迫っていた。
柴咲コウ(薫)は、冷たい福山雅治(湯川)を「卑怯者」と非難した。
実は紗江子は、結婚しようとして猛反対され福山雅治(湯川)を求めていただけだった。
管内のホテルで起きた密室事件。
被害者は、東京近県でペンションを経営する矢島(岡本光太郎)という男。
犯人は睡眠薬で矢島を眠らせた後、絞殺したものと思われた。
会社員が、矢島の部屋で火の玉が飛んだのを見たと証言したのだ。
妻の水野美紀(貴子)に疑いの目を向けた。
しかし貴子は、事件があったとき、車で3時間ほどかかる地元のスーパーで買い物をしている姿が目撃されていた。
この水野美紀(貴子)を抱いた福山雅治(湯川)は、柴咲コウ(薫)とともに矢島のペンションを訪れた。
そこに大後寿々花(秋穗)がやってきた。
事件前日の晩、ペンション内にあるステンドグラス工房で火の玉を目撃した。
聞き込みを続けた柴咲コウ(薫)は、向かいのビルの会社員と、2回していたのだ。
それを聞いた瞬間、福山雅治(湯川)の脳裏に今回の柴咲コウ(薫)の体が浮かんだ――。
福山雅治(湯川)は、自分もしてきたが、「まったくひねくれてない。」
すると、
大後寿々花(秋穗)は、「ひねくれているように見えるけど」
「不思議とよくいわれる」
…
