第6話 「夢想る」.............................「ストーカーの妄想にしか思えない」
坂木が占いに使っていた水瓶に、「会いに来て」という堀北真希(礼美)からのメッセージが浮かんだ。
事件が起きたのは森崎家の屋敷だった。
寝ていた17歳の娘・堀北真希(礼美)のもとに、坂木(新井浩文)という男が現れ、暴行を働こうとしたのだ。
礼美の母・手塚理美(由美子)は、坂木に向かって猟銃を発砲した。
しかし帝都大学理工学部物理学科の准教授の福山雅治(湯川)は、ストーカーの妄想にしか思えない、と柴咲コウ(薫)に告げた。
福山雅治(湯川)は、「心の問題は専門外だから好きにすればいい。」
すると柴咲コウ(薫)は、「学者は、人の心のことより、数字や記号と向き合っていることの方が大事なんですね」ときれた。
ダルマ船を見つけた柴咲コウ(薫)と福山雅治(湯川)は、その中に降りた。
ふたりは、船の中に閉じ込めるられてしまう。
すると福山雅治(湯川)は、柴咲コウ(薫)に寄って、欲しいと言い出す。
福山雅治(湯川)は正当防衛に見せかけ、柴咲コウ(薫)をロープで縛り、何度も繰り返し求めた。
その柴咲コウ(薫)を見た福山雅治(湯川)の脳裏に、何かが閃いた。
手塚理美(由美子)は、不倫相手である宗平の子どもを身ごもっていたのだ。
その少女こそ、柴咲コウ(薫)でななく堀北真希(礼美)だというのだ。
手塚理美(由美子)は、誰にも知られたくない過去を葬り去るために、この事件を起こしたのだ。
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